研究課題/領域番号 |
21360244
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森川 高行 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (30166392)
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研究分担者 |
山本 俊行 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (80273465)
三輪 富生 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (60422763)
佐藤 仁美 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 助教 (00509193)
金森 亮 名古屋工業大学, しくみ領域, 特任准教授 (40509171)
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連携研究者 |
剱持 千歩 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 研究員 (50447843)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2011年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 交通需要マネジメント / 交通工学・土木計画 / 都市整備 / 環境調和型都市基盤整備・建築 / 交通需要マネージメント / 交通工学・国土計画 |
研究概要 |
本研究課題は,ロードプライシングの実施において,課金エリア内の市街地を衰退させることなく,むしろ持続的に発展させるための政策実施方法を明らかにすることを目的とする.ロードプライシング実施による社会的便益の最大化を念頭に,自動車交通量の削減によって転用可能となった空間を活用したLRTの導入や,課金収益の最適な社会還元システムとしての高速道路や鉄道利用料金の割引などについて評価を行った.その結果,交通状況や効率性の視点から想定したパケージ施策は有効であると判断できたが,公平性の視点からは更なる検討が必要であることが明らかになった.また,環境負荷の削減と市街地エリアの衰退防止するための方策として,交通利便性を上げることを目的としたコミュニティサイクルシステムに関する基礎的分析や居住地を都心部へ集約した場合の移動後の交通手段選択についても分析を行ったその結果,コミュニティサイクルシステムは公共交通機関と競合する可能性や居住地の集約政策では移動前の交通手段の影響により環境負荷の削減効果が影響を考慮しない場合より低くなる可能性が示唆された.
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