研究課題/領域番号 |
21360258
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
遠藤 銀朗 東北学院大学, 工学部, 教授 (80194033)
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研究分担者 |
中村 寛治 東北学院大学, 工学部, 教授 (90382655)
宮内 啓介 東北学院大学, 工学部, 教授 (20324014)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 地球温暖化ガス排出削減 / 硝化脱窒 / 温室効果ガス / 亜酸化窒素(N_2O) / 耐酸素性脱窒細菌 / 分子生物学的解析 / 亜酸化窒素(N2O) / 亜酸化窒素 / 耐酸素性脱窒素細菌 / 温室効果ガス削減 / 定量PCR(リアルタイムPCR) / nosZ遺伝子 / 亜硝酸還元 / 増殖特性 / 集積培養 / 16SrRNA遺伝子 / nosZ遺伝 |
研究概要 |
本研究では、 N2OR 遺伝子(nosZ 遺伝子)をターゲットとした定量 PCR 法(リアルタイム PCR法)による硝化脱窒素プロセス内でのこの遺伝子の消長を追跡する方法を確立した。ついで、 耐酸素性脱窒素細菌として知られている Pseudomonas stutzeri TR2 株を硝化・脱窒素系に導入して、 生残性や脱窒素活性を調べた。 さらに、 廃水処理システム由来の活性汚泥から、好気条件、亜硝酸存在下において脱窒素細菌をスクリーニングすることにより、P. stutzeri TR2 株と同様に酸素存在下でも高い脱窒能力を有する脱窒素細菌を 20 株単離した。 これらの単離細菌のいくつかは溶存酸素存在下でも亜酸化窒素(N_2O)を発生させずに優れた脱窒素能力を発揮し、かつN_2O を電子受容体として与えた時に良好な生育を示したことから、活性汚泥から単離したこれらの脱窒素細菌は N_2O 削減技術に利用可能と考えられた。
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