東アジア中世における首都の空間構造

• 研究課題/領域番号: 21360302
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 建築史・意匠
• 研究機関: 花園大学 (2010-2012); 京都大学 (2009)
• 研究代表者: 高橋 康夫 花園大学, 文学部, 教授 (60026284)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円); 2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2009年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
• キーワード: 都市史 / 東アジア / 首都 / 空間構造 / まちづくり / 琉球

研究概要

都市壁をもたない琉球の首里と日本の京都においては自然と深く関わる固有の都市空間が形成されたこと、非囲郭・拠点散在・風景都市(Landscapecity)としての様相・特質を指摘することができた。囲郭都市(Walledcity)としてのヨーロッパ中世都市・東アジア古代都城の〈普遍性/一般性/画一性〉の相対化が必要とされる今、京都や首里・那覇の成果を通してそれらに対置しうる都市性、その〈固有性/特殊性/多様性〉を提示することが可能となった。

研究成果

• [雑誌論文] 古琉球期における「浮島」那覇の造営と地域形成 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 年報都市史研究 巻: 20 ページ: 95-118
  • 査読あり
• [雑誌論文] 古琉球期における「浮島」那覇の造営と地域形成 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 『年報 都市史研究』 巻: 20号 ページ: 95-118
  • 査読あり
• [雑誌論文] 補陀落渡海僧日秀上人と琉球--史書が創った日秀伝説-- (2011)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 沖縄文化研究 巻: 37 ページ: 1-40
  • 査読あり
• [雑誌論文] 補陀落渡海僧日秀上人と琉球-史書が創った日秀伝説- (2011)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 沖縄文化研究 巻: 37 ページ: 1-40
  • 査読あり
• [雑誌論文] 古琉球の波上権現護国寺について (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 沖縄文化 巻: 44巻1号 ページ: 1-21
  • NAID: 40017264675
  • 査読あり
• [雑誌論文] 古琉球期那覇の三つの天妃宮 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 沖縄文化研究 巻: 36 ページ: 19-99
  • 査読あり
• [雑誌論文] 古琉球期那覇の三つの天妃宮 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 雑誌名: 沖縄文化研究 36 ページ: 19-99
  • 査読あり
• [学会発表] 都市・建築史学と文化的景観 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 学会等名: 文化的景観研究集会
  • 発表場所: 奈良文化財研究所
  • 年月日: 2011-12-17
• [学会発表] 京町家とまちづくり--祇園祭山鉾町の〈文化的景観〉をめぐって-- (2011)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 学会等名: 日本民俗建築学会
  • 発表場所: ひと・まち交流館京都
  • 年月日: 2011-10-08
• [学会発表] 京町家とまちづくり-祇園祭山鉾町の<文化的景観>をめぐって- (2011)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 学会等名: 日本民俗建築学会
  • 発表場所: ひと・まち交流館京都
  • 年月日: 2011-10-08
• [図書] 京都のなかの岡崎 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 出版者: 京都市、京都岡崎の文化的景観(共著)
• [図書] 都市・建築史学と文化的景観 (2012)
  • 著者名/発表者名: 高橋康夫
  • 出版者: 奈良文化財研究所、文化的景観研究集会報告書(共著)