研究課題/領域番号 |
21360350
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
伏見 公志 北海道大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (20271645)
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研究分担者 |
金野 英隆 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50002316)
長谷川 靖哉 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (80324797)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2009年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 走査型電気化学顕微鏡 / ヘテロ界面反応 / 反応活性分布 / 反応機構 / 反応速度論 / 不働態 / ゆらぎ / 局部界面反応 / シールド機能 / 鉄 / 腐食 / 発現機構 / 速度論 / 微小電極 / 高面分解能 |
研究概要 |
新型電気化学測定技術を用いて、実用材料と環境の界面で起きるヘテロ反応の反応機構や速度論を検討した。LIGAによる微小プローブ電極の開発に成功したものの、同プローブのレーザー顕微鏡観察位置への調整が困難を極め、走査型電気化学ナノ顕微鏡(SECN)の構築には至らなかった。しかしながら、同軸二重構造微小電極のプローブ電極への適用により、走査型電気化学顕微鏡像の検出感度および面分解能を向上させることができた。同法、さらに微小電気化学セルを酸性硫酸塩環境中の多結晶体純鉄の腐食挙動その場観察に適用した結果、腐食速度が異方性を示すこと、その異方性が水素発生反応の活性に依存すること、不働態の安定性に素地面方位が影響すること等を明らかにした。
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