研究課題/領域番号 |
21360401
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
清水 浩 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00226250)
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研究分担者 |
古澤 力 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (00372631)
平沢 敬 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (20407125)
小野 直亮 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 特任准 (60395118)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2009年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | ゲノム / DNAマイクロアレイ / 変異解析 / ストレス耐性 / 進化工学 / バイオプロダクション / 発現プロファイル / 比増殖速度 |
研究概要 |
本研究においては、進化工学に基づき長期植え継ぎ培養を行って、5%濃度のエタノールに耐性を示す大腸菌の細胞6株を取得した。DNAマイクロアレイを用いてストレス耐性株と親株の遺伝子発現量を網羅的に比較した。全ての遺伝子の発現量データを主成分解析したところ、ストレスに耐性を示す株は共通的にアミノ酸合成に関与する遺伝子の発現量が特徴的に変化していることが確認された。培地中にこの遺伝子発現変化に基づくアミノ酸を添加したところ、ストレス環境下において、増殖速度が大きくなることが示された。また、全ゲノム一塩基レベルの変異解析を行ったところ変異の数は大きくなくまた独立に得られた進化株に共通性がないことなどから、変異のストレス耐性への寄与は大きくないことが示唆された。
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