研究課題/領域番号 |
21370038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
遊川 知久 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, グループ長 (50280524)
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研究分担者 |
上野 修 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (70414886)
三吉 一光 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (60312237)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2011年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2010年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 植物 / 担子菌 / 進化 / ラン科 / 分子系統 / 光合成 / 菌根 / 共生 / 解剖学 / 形態学 / 分類学 |
研究概要 |
ラン科の複数のグループを材料に、植物の菌従属栄養性進化にともなう形質進化の実体を研究した。その結果、進化過程において独立栄養と菌従属栄養の中間段階が存在すること、菌従属栄養性は多数の形質のさまざまな形質状態が組み合わさった進化の結果として獲得されること、菌従属栄養植物の種類ごとに栄養摂取に関わる形質の組み合わせの異なること等を解明した。従来、植物の独立栄養性から菌従属栄養性への進化は、ワンステップの単純な事象として理解されてきたが、進化のパタンとプロセスが多様で複雑であることが明らかになった。
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