Dnmt1によるDNAメチル化継承機構の解析

• 研究課題/領域番号: 21370093
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 細胞生物学
• 研究機関: 独立行政法人理化学研究所
• 研究代表者: 岡野 正樹 独立行政法人理化学研究所, 哺乳類エピジェネティクス研究チーム, チームリーダー (50360863)
• 連携研究者: 田村 尚 独立行政法人理化学研究所, 哺乳類エピジェネティクス研究チーム, 研究員 (20372659)
• 研究協力者: 松岡 智沙 独立行政法人理化学研究所, 哺乳類エピジェネティクス研究チーム, テクニカルスタッフ ; 山際 晶子 独立行政法人理化学研究所, 哺乳類エピジェネティクス研究チーム, テクニカルスタッフ
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円); 2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2009年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
• キーワード: エピジェネティクス / DNAメチル化 / Dnmt1 / DNA複製 / 細胞核 / 維持メチル化

研究概要

哺乳類DNAメチル化酵素Dnmt1は、細胞分裂時にDNAメチル化継承を行う主要酵素である。細胞内において、細胞周期依存的に、DNA複製領域へ局在するが、その詳細な分子機構は十分に理解されていない。Dnmt1の保存ドメインへ網羅的にアミノ酸変異を導入することによって、Dnmt1細胞内局在調節に関与する機能ドメインを同定した。Dnmt1分子内相互作用がDnmt1局在調節に重要であることが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] DNA Methylation Is Dispensable for the Growth and Survival of the Extraembryonic Lineages (2010)
  • 著者名/発表者名: Sakaue, M., Ohta, H., Kumaki, Y., Oda, M., Sakaide, Y., Matsuoka, C., Yamagiwa, A., Niwa, H., Wakayama, T., and Okano, M
  • 雑誌名: Curr Biol(Contributed equally, Co-corresponding) 巻: 20 ページ: 1452-1457
  • 査読あり
• [雑誌論文] DNA Methylation Is Dispensable for the Growth and Survival of the Extraembryonic Lineages. (2010)
  • 著者名/発表者名: Sakaue, M., H.Ohta, et al.
  • 雑誌名: Current Biology 巻: 20 ページ: 1452-1457
  • 査読あり
• [学会発表] マウス胚体および胚体外細胞系列におけるDNAメチル化の役割(Role of DNA methylation in the embryonic and extra-embryonic lineages.) (2010)
  • 著者名/発表者名: 阪上守人
  • 学会等名: 日本エピジェネティクス研究会第4回年会
  • 発表場所: 米子市文化ホール(米子)
• [学会発表] マウス胚体および胚体外細胞系列におけるDNAメチル化の役割Role of DNA methylation in the embryonic and extra-embryonic lineages. (2010)
  • 著者名/発表者名: 阪上守人
  • 学会等名: 日本エピジェネティクス研究会第4回年会
  • 発表場所: 米子市文化ホール(米子)
• [備考]
  • URL: http://www.cdb.riken.jp/