研究課題/領域番号 |
21380045
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
土田 耕三 国立感染症研究所, 放射能管理室, 室長 (40231435)
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研究分担者 |
山本 公子 独立行政法人農業生物資源研究所, 昆虫ゲノム報解析ユニット, ユニット長 (40370689)
瀬筒 秀樹 独立行政法人農業生物資源研究所, 遺伝子組換えカイコ研究センター, センター長 (70342805)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2011年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | カロテノイド / 脂質の選択的輸送 / CD36 / SR-BI / リポホリン / カイコ / 選択的取り込み / トランスジェニックカイコ / ルテイン / β-カロテン / カロテノイド結合タンパク質 / リポタンパク質 / 脂質輸送 / リポホリンレセプター / 脂質の選択の輸送 / Cameo2 |
研究概要 |
血液リポタンパク質から特定の脂質のみを受け取る、組織の選択的取り込みのメカニズムを明らかにした。カイコには、中部絹糸腺にルテインまたはベータカロテンのみを取り込む選択性を示す突然変異体があり、これらは繭の色に明確な表現型を示す。前者は黄色の繭、後者は肉色の繭を作る。これらの遺伝子の分子実体をトランスジェニック法等により明らかにした。その結果、カロテノイド選択的取り込みはリポホリンレセプターであるSR-BIに属するパラログによって支配され、リポホリンからルテインとβ-カロテンを識別して取り込みを行うメカニズムを明らかにした。本研究は、同一ファミリに属するタンパク質のパラログによって異なるカロテノイドを認識することを明らかにした最初の研究となった。
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