研究課題/領域番号 |
21380066
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊東 信 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (40253512)
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研究分担者 |
沖野 望 九州大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (90363324)
角田 佳充 九州大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (00314360)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2011年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2010年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2009年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 糖鎖生物学 / 酵素利用学 / スフィンゴ(糖)脂質 / 代謝 / 結晶構造 / 糖脂質 / 酵素 / 生体分子 / 糖鎖 / 菌類 / エンドグリコセラミダーゼ / EGCrP / 感染症 / スフィンゴ脂質 / 代謝酵素 / X線結晶構造解析 / 生物機能 / セラミダーゼ |
研究概要 |
報告者の研究室で同定、クローニングしたスフィンゴ脂質代謝に関わる新規酵素(セラミダーゼ、スフィンゴ脂質セラミドN-デアシラーゼ、Hex1、NgaP、EGCrP1, EGALC)の構造と機能を調べた。セラミダーゼとスフィンゴ脂質セラミドN-デアシラーゼは、金属酵素であり亜鉛が触媒中心であることが分かった。Hex1、NgaPはどちらも糖脂質に作用するエキソ型グリコシダーゼであるが、Hex1はGlcNAc/GalNAc残基に作用するヘキソサミニダーゼであるのに対して、NgaPはGalNAc残基に特異的なβ-N-アセチルガラクトサミニダーゼであった。NgaPは、基質のGalNAcのC2アセタミド基のカルボニル酸素が触媒求核基として機能するsubstrate-assisted catalysis機構で糖脂質を分解することを示した。真菌類のグルコシルセラミド合成酵素としてEGCrP1を同定した。EGCrP1が真菌類のグルコシルセラミドの品質管理に携わっていることを証明した。また、これらの酵素を用いた、糖脂質の微量同定法、標識法を開発した。さらに、マウスとゼブラフィッシュにおけるGM4合成の責任酵素を同定した。
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