研究課題/領域番号 |
21380090
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井出 雄二 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90213024)
|
研究分担者 |
齊藤 陽子 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (00302597)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2011年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2009年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
|
キーワード | 森林生態 / 保護 / 保全 / 遺伝構造 / 散布様式 / 空間的遺伝構造 / 二次散布 / 兄弟間競争 / 自己間引き / ミズナラ / マイクロサテライトマーカー / 流水散布 / 雪上散布 / 林学 / 生態学 / 植物 / 遺伝的多様性 / ヤチダモ |
研究概要 |
樹木の更新プロセスのうち、(1)種子の二次散布、(2)異なるコホート、(3)個体間競争、がそれぞれ林分内遺伝構造に与える影響について、(1)ミズナラ、ヤチダモ、(2)ヒメシャラ、(3)ウダイカンバを用いて検証を行った。(1)では種子の二次散布を検出し、二次散布により散布距離が長くなっていることを示した。さらに(1)では二次散布により、(2)ではコホートの重なりによって遺伝構造が弱められる可能性が示唆された。(3)では家系内競争試験により、非兄弟間に比べて兄弟間の競争がより激しいため、一斉更新した稚樹の強い家系構造が実生成育の初期段階で解消されることが実証された。
|