研究課題
基盤研究(B)
熱帯の湿地に生育する樹種であるMelaleuca cajuputiは、樹体に使う糖を減らし、その分の糖をエネルギー代謝に使うことで、湛水による酸素不足で根がエネルギー(ATP)不足になることを防いでいた。その糖の配分変化は生育段階で異なることが明らかとなった。また湛水が長期に及ぶと、茎や根に空洞が形成されることで根の酸素欠乏が緩和されていた。M. cajuputiは無酸素条件でもATPを生産することができるミトコンドリアを持っていることもわかった。
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