研究分担者 |
山田 利博 東京大学, (連合)農学研究科・(研究院), 教授 (30332571)
福田 健二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (30208954)
松田 陽介 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 准教授 (30324552)
清水 将文 三重大学, 生物資源学研究科, 助教 (60378320)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2011年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2009年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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研究概要 |
本研究では,ブナ科樹木の萎凋病の病原菌, Raffaelea quercivoraの病原性に関与する要因と病原菌の起源を調べて,本被害の発生機構の解明を目的とした,海外に本被害が拡大する可能性があるため,アジア地域におけるRaffaelea属菌の分布も調べた.その結果,(1)病原菌の酵素活性が病原性に関与する,(2)ブナ科樹種間の感受性の差異には,静的,動的防御機構が複雑に関与する,(3)海外のブナ科樹木に,本病に感受性の高い樹種が存在する,(4)アジア地域にRaffaelea属菌,カシノナガキクイムシあるいはナガキクイムシ科の昆虫が分布することが明らかとなった.
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