研究課題/領域番号 |
21380156
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
伊藤 博通 神戸大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (00258063)
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研究分担者 |
白石 斉聖 神戸大学, 大学院・農学研究科, 助教 (00304121)
宇野 雄一 神戸大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (90304120)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 施設園芸 / 植物工場 / 葉面内硝酸イオン濃度分布 / ハイパースペクトルカメラ / 近赤外線分光法 / RT-PCR法 / 電気泳動 / 硝酸還元酵素遺伝子 / mRNA / パルスチェイス法 / 葉菜中硝酸イオン濃度分布 / 主成分回帰法 / PLS法 / ホウレンソウ / コマツナ |
研究概要 |
本研究の目的は硝酸イオン濃度と硝酸還元酵素(NR)遺伝子の発現量との相関を検証することである。供試作物にはコマツナを使用した。ハイパースペクトルイメージングシステムを構築し、葉面内各画素の近赤外線吸光スペクトルを測定した。検量線作成のために葉から葉片459サンプルを切り出し、各葉片サンプル全画素の平均吸光スペクトルを取得した。撮影後イオン分析器によって葉片サンプルの硝酸イオン濃度を測定した。中肋と葉身を区別して検量線を作成した結果、中肋と葉身共に評価データの実測値と推定値との相関係数が0. 91以上となった。この検量線を使用して葉面内硝酸濃度分布図を作成して硝酸高濃度部と低濃度部を特定し、同時に両濃度部のNR遺伝子発現量をRT-PCR法とアガロースゲル電気泳動法で測定した。その結果、硝酸濃度とNR遺伝子発現量の間に明確な相関は見られなかったが、葉内硝酸濃度上昇量が大きいとNR遺伝子発現量が大きくなる傾向が認められた。このことから硝酸濃度の上昇量はNR遺伝子の発現を誘導する要因の一つとして考えられることがわかった。
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