研究課題/領域番号 |
21380188
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
小崎 俊司 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (10109895)
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研究分担者 |
竹内 正吉 大阪府立大学, 生命環境科学研究科・獣医学専攻, 教授 (00171611)
三宅 眞美 (三宅 眞実) 大阪府立大学, 生命環境科学研究科・獣医学専攻, 教授 (10251175)
加藤 啓子 京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (90252684)
中嶋 秀満 大阪府立大学, 生命環境科学研究科・獣医学専攻, 准教授 (30405360)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2009年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 疾病予防・制御 / 新規治療薬開発 / ボツリヌス菌 / C3酵素 / 脳神経疾患 / てんかん / パーキンソン病 / ボツリヌス毒素 / ポリグルタミン病 |
研究概要 |
本研究では、ボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素(以下、毒素)とC3酵素の難治性中枢神経系疾患への臨床応用の可能性を探ることを目的に、難治性てんかん、パーキンソン病および脳梗塞による運動機能障害に注目し、各モデル動物での有効性評価を実施した。結果、高純度のA2型毒素(A2NTX)と細胞膜透過型C3酵素(Tat-C3)の大量調製に成功し、各種マウス難治性てんかんモデルおよびラットパーキンソン病様モデルを作製し、有意なA2NTXの有効性を確認した。また、予備検討において、脳梗塞による運動機能障害モデル(ラット中大脳動脈閉塞)を作製し、Tat-C3の脳梗塞縮小効果を見出した。以上の成果は、難治性中枢神経系疾患において、A2NTXとTat-C3のへの臨床応用の可能性を示唆するものである。
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