研究課題/領域番号 |
21380193
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大野 耕一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (90294660)
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研究分担者 |
辻本 元 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60163804)
藤野 泰人 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (70401180)
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連携研究者 |
西村 亮平 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80172708)
内田 和幸 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (10223554)
坂井 学 日本大学, 生物資源科学部, 助手 (90366625)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 内科 / 肝胆道系疾患 / 犬 / 猫 / 非侵襲的検査法 / 肝臓繊維化 / 慢性肝炎 / 破壊性胆管炎 / 微小胆管 / 胆嚢運動性 / 胆嚢粘液嚢腫 / 胆泥症 / 新規検査法 |
研究概要 |
(1)ダイナミックCT検査およびソナゾイドを用いた超音波造影検査は、犬における肝臓腫瘤性病変の良性、悪性の鑑別、さらには肝細胞癌とその他の悪性腫瘍の鑑別に有用であり、侵襲性の少ない診断方法として、臨床上重要な検査であることが示唆された。 (2)犬でも、肝線維化においてヒトや実験動物と同様の分子病態が存在することが明らかとなり,今後の肝生検材料を用いた肝線維化の遺伝子検査に有用であることが示唆された。 (3)犬の慢性肝疾患症例では血中のヒアルロン酸濃度は上昇しており、とくに、肝硬変の血中マーカーとなりうることが示唆された。 (4)超音波診断装置を用いた胆嚢の排泄率計測は比較的簡便であり十分に臨床応用可能な胆嚢機能評価法であり,今回この検査法によって胆泥症時の機能異常も明らかとなった。
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