研究課題
基盤研究(B)
LL5β、FILIPともにアクチン結合蛋白フィラミンに結合し、細胞移動、特に大脳皮質形成期の細胞移動時に機能することが知られている。しかしながら、フィラミンはその脳での発現量が発達とともに減少することもあり、その成体脳での機能は不明であった。今回、ノックアウト動物などの解析を通じ、フィラミンとは異なるアクチン結合蛋白をそれぞれが介し、LL5βはスパインの成熟に、FILIPは成体でのスパインの形態と機能に関わることを明らかとした。
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