研究課題
基盤研究(B)
真核細胞のゲノムはクロマチンと呼ばれるDNA高次構造に折りたたまれ、多彩な機構を働かせ、多くの重要な生物学的な現象と関連する。クロマチン構造のコアヒストンの翻訳後修飾はアミノ末端やカルボキシ末端を中心に引き起こされ、遺伝子転写調節と関連する。我々はこの研究でヒストンH2Aのユビキチン化がヒストンH3K4のメチル化を抑制することにより遺伝子転写抑制していることを明らかにした。すなわちヒストン翻訳後修飾の相互クロストークが転写調節因子および共役因子による遺伝子転写開始に重要な役割を担い遺伝子転写開始におけるヒストンの翻訳後修飾とクロマチン構造の役割の一端を解明した。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Cytokine
巻: 56 ページ: 564-572
120006985203
Mol Cell
巻: 41 ページ: 554-566
Nature
巻: 468 ページ: 1124-1128
PLoS Genet
巻: 6
Exp Cell Res
巻: 316 ページ: 2707-2712
生化学
巻: Vol 82 ページ: 232-236
10026300867
Genes Dev 24
ページ: 159-170
生化学 Vol 82
ページ: 232-236
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/biochem/