研究課題/領域番号 |
21390157
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
濃沼 信夫 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60134095)
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連携研究者 |
沖原 宏治 京都府立医科大学, 大学院・医学研究科, 講師 (80285270)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 前立腺がん / PSA検診 / 医療経済 / 医療費 / システムモデル / KJ法 / 受診行動 / WTP |
研究概要 |
全国の中高年男性を対象に意識調査を実施して得られた26, 186名の回答を解析するとともに、前立腺がん治療のシステムモデルを開発してPSA検診の意義について社会経済面から検討を行った。前立腺がん検診受診のWTPは他のがんよりも高く、前立腺がん検診の動機づけとして検診の方法や科学的根拠についての積極的な啓蒙活動が有用と考えられる。PSA検診を受診したものは検診に対して肯定的な意見を持つ者が多く、受診したことのない者に対する正確な情報の提供で検診受診の行動変容が期待できることが示唆される。前立腺がん治療の費用便益比は乳がん等よりも高く、検診費用と含む場合と含まない場合で大差はなく、PSA検診は医療経済の観点からは他の検診と比べ遜色がないと考えられる。
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