研究課題/領域番号 |
21390174
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
横井 毅 金沢大学, 薬学系, 教授 (70135226)
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研究分担者 |
深見 達基 金沢大学, 薬学系, 助教 (00532300)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 薬物誘導性肝障害 / マイクロRNA / チトクロムP450 / 転写因子 / microRNA / ハロタン / 肝細胞障害モデル動物 / ヒト肝障害患者血清 / バイオマーカー / 末梢血microRNA / ターゲットタンパク質 / ヘルパーT細胞 / 肝細胞障害モデルラット / 胆汁うっ滞モデルラット |
研究概要 |
医薬品開発において、候補化合物が開発中止になる主な理由の一つは、非臨床および臨床における薬物誘導性の毒性の発現にある。特に開発段階での薬物誘導性肝障害発症の問題が多く発生している。市販後に極めて低い確率であるが、重篤な肝障害で販売ができなくなる事例が多く、製薬企業や患者のみならず社会にとっても不利益となっている。臨床で肝障害の報告があるが、代替薬が無いために使用され続けているハロタン、ジクロキサシリンやフルクロキサシンによる肝障害動物モデルを確立した。miRNAは、極めて多くの標的タンパク質を有するために、生体の恒常性の維持に欠くべからざるものであると同時に、miRNAの変動は生体に取って影響を及ぼすであろうことが多くの研究から推察される。本件研究では、肝障害モデル動物の作製および血漿中miRNAの網羅的発現変動解析を行い、末梢血miRNAのバイオマーカーとしての有用性を明らかにした。
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