アスベスト曝露による悪性中皮腫発症の分子機構の解明とそれを標的とした予防法の開発

• 研究課題/領域番号: 21390192
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 衛生学
• 研究機関: 京都府立医科大学
• 研究代表者: 曽和 義広 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (70315935)
• 研究分担者: 友杉 真野 (堀中 真野 / 友杉 真野(堀中真野)) 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (80512037)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円); 2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2011年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2010年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
• キーワード: 悪性中皮腫 / DNA メチル化 / microRNA / HDAC 阻害剤 / DNAメチル化 / HDAC阻害剤 / Reactive oxygen species (ROS) / ミトコンドリア / Reactive oxygen species(ROS) / グルタチオン / アポトーシス

研究概要

悪性中皮腫においては、癌抑制性 microRNA の miR-34b/c のメチル化が生じており、DNA メチル化の解除には、DNA メチル化阻害剤とヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤の併用が有効なことから、悪性中皮腫細胞に併用処理を実施した。その結果、増殖抑制とアポトーシスの増加および miR-34b/c の発現増加が認められた。 これらの結果は、悪性中皮腫では、メチル化の解除が治療・予防に有効な可能性を示唆する

研究成果

• [雑誌論文] Histone deacetylase inhibitors and 15-deoxy-Δ^<12,14>-prostaglandin J_2 synergistically induce apoptosis. (2010)
  • 著者名/発表者名: Koyama M, et al.
  • 雑誌名: Clinical Cancer Research 巻: 16(8) ページ: 2320-2332
  • 査読あり
• [雑誌論文] HDAC阻害剤の開発状況 (2010)
  • 著者名/発表者名: 曽和義広
  • 雑誌名: 癌と化学療法 巻: 37(9) ページ: 1665-1668
• [学会発表] HDAC阻害剤と15-deoxy-Δ^<12,14>-prostaglandin J_2の併用療法は相乗的にアポトーシスを引き起こす (2010)
  • 著者名/発表者名: 小山真, 他
  • 学会等名: 日本がん分子標的治療学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-07-08
• [学会発表] Histone deacetylase inhibitors and 15-deoxy-Δ^<12,14>-prostaglandin J_2 synergistically induce apoptosis. (2010)
  • 著者名/発表者名: Koyama M, et al.
  • 学会等名: American Association for Cancer Research
  • 発表場所: Washington D.C., U.S.A
  • 年月日: 2010-04-21
• [備考]
  • URL: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/
• [備考]
  • URL: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/
• [備考]
  • URL: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/
• [備考]
  • URL: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/