研究課題
基盤研究(B)
ピロリ菌の全ゲノム解析を日本株4株で行った。系統樹解析で、これら日本株は、欧州株と明らかに異なっていることが明らかになり、特に、外膜蛋白遺伝子に大きな違いが認められた。外膜蛋白における違いは、菌-宿主間クロストークにおいて、菌株により反応が異なり、ひいては病態の違いに繋がってくることが考えられた。メタボローム解析においては、ピロリ菌感染により、解糖系が亢進するにも関わらず、TCAサイクルが十分に機能せず、乳酸が蓄積することが確認された。ピロリ菌感染が、宿主における代謝物プロファイルを、がん組織に類似したプロファイルへと変換させる可能性を示唆している。
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