研究課題/領域番号 |
21390234
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
渡辺 純夫 順天堂大学, 医学部, 教授 (20138225)
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研究分担者 |
池嶋 健一 順天堂大学, 医学研究科, 准教授 (20317382)
山科 俊平 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30338412)
今 一義 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30398672)
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連携研究者 |
上野 隆 順天堂大学, 医学部, 准教授 (10053373)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | オートファジー / 肝障害 / 肝再生 / 細胞死 / 炎症 / 脂肪性肝炎 / 酸化ストレス / エイコサペンタエン酸 / インスリン抵抗性 / ミトコンドリア / リソソーム / 潰瘍性大腸炎 |
研究概要 |
肝脂肪化によって肝細胞とKupffer細胞のオートファジー機能が低下した。肝細胞においては脂肪蓄積によってオートファジー誘導が抑制されるだけでなくリソソーム内酵素カテプシン発現低下によりオートファジーを介した蛋白分解も障害されていた。さらにオートファジー抑制はエンドトキシン感受性亢進や肝発癌誘導に作用した。また消化管においてはオートファジー欠損は腸炎を増悪させる方向に作用したが消化管腫瘍形成に関しては有意な関与を示さなかった。以上よりオートファジー機能障害は様々な消化器疾病発症において重要な役割を果たしているものと考えられ、オートファジーを標的とした新規治療法開発は消化器疾患予防において有用である可能性が示唆された。
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