研究課題/領域番号 |
21390241
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
松崎 益徳 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60116754)
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研究分担者 |
池田 安宏 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (00260349)
矢野 雅文 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (90294628)
山本 健 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (50363122)
上山 剛 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (60380010)
河村 修二 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (10380007)
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研究協力者 |
宮崎 要介 山口大学, 大学院, 学生
青山 英和 山口大学, 大学院, 学生
白石 宏造 山口大学, 大学院, 学生
西野 静香 山口大学, 技術, 補佐員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | protein phosphatase 1β / adeno-associated virus vector / gene therapy / RNAi / B-type natriuretic peptide promoter / AAVベクター / 心不全 / RNA干渉 / 遺伝子導入 / アデノ随伴ウイルスベクター / RNAi干渉 |
研究概要 |
心臓におけるCa^<2+>循環機能の低下は,重症心不全に対する新しい治療標的として注目されている.我々は,心不全時にのみ治療遺伝子が発現するシステムを用いて重症心不全治療が可能なシステムを考案した.ベクターを経静脈的に投与し,心筋への選択的な遺伝子導入に成功した.心筋症マウスでは心不全進行とともに病態特異的な遺伝子発現制御が可能であり,心筋収縮性は3ヶ月以上にわたって改善した.対照群に比べ心筋リモデリングに伴う心拡大が有意に抑制された.心不全誘導型遺伝子治療は今後重症心不全に対する新しい治療戦略として期待される方法である.
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