研究課題
基盤研究(B)
グルココルチコイド(以下GCと略称)は膠原病、関節リウマチなど炎症性疾患をはじめとした様々な疾患の重要な治療薬である。しかし、薬理量投与時には多くの副作用が合併し、臨床的に大きな問題となることも少なくない。また、生理的な意義に関しても、とくに各臓器における標的遺伝子や役割は不明のままであった。本研究では、高効率的なGR標的遺伝子探索法を開発し、心筋、骨格筋においてゲノムワイドの解析を行った。とくに骨格筋においては、新たな標的遺伝子KLF15とREDD1を同定して、GCによる筋萎縮の分子機構解明に寄与した。さらに、各組織特異的GR遺伝子破壊マウスを作成し、これらの臓器におけるGRの役割を明確にした。かかるアプローチにより、GC-GR系の生体機能調節における意義を明らかできると考える。
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