研究課題/領域番号 |
21390287
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
児島 将康 久留米大学, 分子生命科学研究所, 教授 (20202062)
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連携研究者 |
佐藤 貴弘 久留米大学, 分子生命科学研究所, 准教授 (50368883)
井田 隆徳 宮崎大学, IR推進機構, IRO特任助教 (00381088)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2009年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | グレリン / 自律神経 / 体温調節 / トーパー / 脂肪酸転移酵素 / ノックアウトマウス / 褐色脂肪組織 / 日内冬眠 / 血圧 / 体温 / 消化管運動 |
研究概要 |
グレリンには体温を低下させる作用がある。高温環境にマウスを置くと、胃でのグレリン合成と血中グレリン濃度の上昇が見られる。グレリン欠損マウスでは高温環境下における体温調節がうまくいかず、野生型マウスに比べて死亡率が高い。マウスなどの小動物は絶食を続けると、体温が大きく低下し活動が抑制される。この状態はトーパー(日内冬眠)と呼ばれるが、グレリン欠損マウスでは絶食を続けてもトーパー状態とならず、体内のエネルギー消費の抑制が起こらない。このような結果から、グレリンは動物が低エネルギー状態に陥ったときに、代謝活動を抑制し、生存をはかるために必要なホルモンであると考えられる。
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