研究課題/領域番号 |
21390301
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
善本 知広 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60241171)
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研究分担者 |
中西 憲司 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60172350)
安田 好文 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (50333539)
中平 雅清 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (60454758)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2009年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 好塩基球 / 抗原提示細胞 / Th2細胞 / アレルゲン / IgE抗体 / IL-4 / Th2細麺胞 |
研究概要 |
好塩基球は、様々な条件の下で主要組織適合遺伝子複合体クラスII、CD80、CD86を発現し、インターロイキン4(IL-4)を産生する。好塩基球を、IL-3および抗原または抗原. IgE抗体複合体処理すると、抗原は細胞内に取り込まれペプチド分解し、ペプチド-MHCクラスII複合体へ抗原提示すると共に、IL-4産生を誘導する。ナイーブマウスに卵白アルブミン(OVA)をパルスした好塩基球を静脈内投与すると、ナイーブなOVA特異的CD4+T細胞を優先的にTH2細胞に分化誘導した。このように免疫したマウスは、OVAの静脈内投与によって速やかにOVA特異的IgG1およびIgEを生産した。最後に、抗原. IgE抗体複合体を静脈内投与すると内因性の好塩基球の存在下でTh2細胞を誘導された。これは、好塩基球が抗原. IgE抗体複合体を取り込んで、急激にTh2. IgE応答を増大させる強力な抗原提示細胞であることを示唆している。
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