研究課題/領域番号 |
21390346
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
原田 雅史 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20228654)
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研究分担者 |
梶 龍兒 (梶 龍見) 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (00214304)
永廣 信治 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60145315)
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連携研究者 |
久保 均 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (00325292)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 脳卒中 / バイオマーカー / 血栓溶解療法 / 脳梗塞 / 脳灌流 / 拡散強調像 / ASL法 / 一過性脳虚血発作 / 危険因子 / MRI / バイオマーカ / stroke / T2*-WI / infarction / 3 Tesla / hemorrahge |
研究概要 |
脳梗塞急性期におけるrt-PA治療のパラメーターとして重要と考えられる非造影脳血流MRI(ASL法)について、同一患者に対する脳血流SPECTと比較し、その相関性の検討を行った。ASLの定量値では、病変部位での相関が平均r=0. 43、対側ではr=0. 57であり、中等度の相関は認められるものの、病変では相関が低くなる傾向が認められた。左右比でみると相関はr=0. 75と良い相関を示したが、ASL法では病変の血流がSPECTよりも低い傾向がみられ、虚血程度がより強調されていた。3D-SRTを用いてASL画像とSPECT画像の正規化を行い、各関心領域での定量値の比較を行った。前頭葉・頭頂葉・後頭葉・脳梁・レンズ核等では有意差を認めなかったが、視床や海馬ではASL法による定量値が高値となり(p<0. 01)、白質ではASL法による定量値が低値(p<0. 01)となった。以上より、脳血流SPECTとの比較から、ASL法では大脳皮質や基底核の血流低下を過大評価する可能性はあるが、虚血範囲の有無の診断には有用で、虚血を過大評価された部分では、到達時間が遅延した領域として脳灌流の予備能が低下した部分と推察された。
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