研究課題/領域番号 |
21390351
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 神戸市立工業高等専門学校 |
研究代表者 |
山本 誠一 神戸市立工業高等専門学校, 教授 (00290768)
|
研究分担者 |
畑澤 順 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (70198745)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2009年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | PET / 高分解能 / 高感度 / 分子イメージング / 光センサー / ウエアラブル / シリコンPM / 半導体 / PET/MRI / 相互影響 / シリコンフォトマル / LGSO / DOI / 波形解析 / Si-PM / 発光減衰時間 |
研究概要 |
ガイガーモードアバランシェフォトダイオードはシリコンフォトマルとも呼ばれ(以下Si-PMという)、高分解能PET用光センサーとして注目されている。またSi-PMは静磁場の影響を受けにくいためMRI中で測定可能なPET用検出器としても注目されている。そこでSi-PMを用いた小動物用PET装置の開発を行い、性能評価を行った。検出器ブロックとして、4x4に配置されたSi-PMアレーに11x9に配置した2種のCe濃度のLGSO(0.75mol%:decay time :~ 45ns:1.1mm x 1.2mm x 5mmと0.025 mol% Ce : decay time :~ 31ns:1.1mm x 1.2mm x 6mm)を組み合わせ、DOIブロック検出器を開発した。2種のLGSOは波形解析により弁別する。このブロック検出器を16個作成し、68mm直径の円周上に配置し、検出器リングを構成した。開発したSi-PM PET装置の性能を評価したところ、視野中心において、空間分解能は1.5mmFWHM程度であった。感度は体軸方向視野中心において0.8%程度であった。ラットの撮像で良好な画像が得られた。またMRIとの同時測定では多少の信号雑音比(S/N)が低下したが小動物の撮像に成功した。
|