研究課題/領域番号 |
21390356
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
佐藤 好信 新潟大学, 医歯学系, 講師 (20313538)
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研究分担者 |
安保 徹 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30005079)
松田 康伸 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40334669)
富山 智香子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80359702)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 移植・再生医療 / 免疫学 / 外科 / 免疫寛容 / ドナー特異的抗原 / 肝幹細胞 / 移植 / 臓器移植 / 拒絶反応 / ドナー特異的抗原門脈内投与 / 調節性T細胞 / shear stress |
研究概要 |
本研究の全体構想は、これまでの臨床研究の成果を基に、臨床生体臓器移植におけるOperational Toleranceを誘導するメカニズムを解析しさらに肝幹細胞を中心とした再生医療を応用したスーパードナー抗原による新たな方法論を確立することである。基礎的検討としては、ヒト肝組織特に障害肝のductularreactionの存在する領域にCD133+NCAM+ human hepatic stem/progenitor細胞の存在が確認された。特に障害の程度が高い程、その存在は明らかであった。しかし正常肝組織での肝幹細胞の確認はできなかった。やはり肝幹細胞は肝に何らかの障害がもたらされて初めて誘導されるものと考えられた。ドナー抗原の門脈内投与の免疫学的検討においては、免疫寛容誘導症例でFoxP3^+/CD4^+CD25^+調節性T細胞の割合が有意に増加しており、免疫寛容に関与していることが判明した。また肝障害度(MELDスコアー)別に移植前後の免疫学的検討を行ったが、MELDスコアー20以上の症例では、調節性T細胞が有意となっており肝障害度別に免疫状態を把握する事により移植後免疫抑制剤の使用方法を調整できることが判明した。
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