研究課題/領域番号 |
21390372
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
宮崎 勝 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (70166156)
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研究分担者 |
木村 文夫 千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (70334208)
清水 宏明 千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (80272318)
吉留 博之 千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (10312935)
加藤 厚 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (70344984)
高野 重紹 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (20436380)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2009年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | proteomics / 膵癌 / 胆道癌 / 腫瘍マーカー / リン酸化蛋白 / ERK / Proteomics / シグナル伝達物質 / 自己抗体複合体 |
研究概要 |
膵・胆道癌の細胞内signa1伝達径路の血清中リン酸化蛋白と癌切除標本での発現量を比較検討、診断マーカーおよび将来の分子標的治療を用いた個別化治療の臨床応用を目指した。膵癌患者と健常人の血清中リン酸化蛋白測定、階級別cluster解析によるリン酸化蛋白profile、リン酸化蛋白の組織発現と血清中発現量の相関等を検討。ERKsignal径路の構成蛋白p-MEK、p-ERK、p-P90RSK、p-CREB、さらにp-Aktとp-IKBaが膵癌患者で血清中存在量が有意に増加。血清に対応した切除標本でのp-MEK、p-ERK発現は血清値と有意な相関を認め、診断能ではp-ERKのAUCは0,94であった。血清中p-ERKの値は膵癌・膵炎・健常人の3群間で有意差を認め、膵癌と膵炎・健常人でのAUC値はCA19-9よりp-ERKの方がより優れており、新規血清膵癌バイオマーカーとして血清中リン酸化蛋白測定の有用性が示された。
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