研究課題/領域番号 |
21390409
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
若林 俊彦 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50220835)
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研究分担者 |
夏目 敦至 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (30362255)
鈴木 正昭 独立行政法人理化学研究所, 分子イメージング科学研究センター, 副センター長 (90093046)
古山 浩子 岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (50402160)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 分子イメージング / 脳腫瘍 / 分子イメーグング / MGMT / PETトレーサー / 分子 / イメージング / 有機合成 / 臨床応用 |
研究概要 |
悪性脳腫瘍、特に膠芽腫が化学療法に不応である大きな原因のひとつは、化学療法剤に対する耐性機構であり、近年その解明に向けて精力的に研究が散見される。癌腫に広く使用されるアルキル化抗癌剤の抗腫瘍効果はDNA中のO6-methylguanine(O6-meG)の形成によるところが大きいが、O6-meGはO6-methylguanine-DNA methyltransferase(MGMT)により修復されてしまう。近年、このMGMTが分子標的として注目されており、いかにMGMTの発現・誘導を抑制するかが治療上の鍵となっていて、本酵素活性を不活化する試みが世界中で検討されている。本研究ではMGMTを非侵襲的にイメージングすることを目的とし、MGMTの基質として知られているO6-ベンジルグアニンの誘導体である4つの化合物を合成し、MGMTとの親和性を測定し、そのうちのひとつがもっとも有望であることを見いだした。これを基にPETプローブを合成し、PETを用いた分子イメージング、in vivoでの動態および薬剤の脳内分布を明らかにする予定である。
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