研究課題/領域番号 |
21390412
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
永廣 信治 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60145315)
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研究分担者 |
佐田 政隆 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (80345214)
里見 淳一郎 徳島大学, 病院, 講師 (10304510)
兼松 康久 徳島大学, 病院, 助教 (90363142)
八木 謙次 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (80551837)
多田 恵曜 徳島大学, 病院, 助教 (30547964)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2010年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2009年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 脳動脈瘤 / タイトジャンクション蛋白 / mineral corticoid receptor / phosphodiesterase / 血管内皮障害 / angiotensin II / エストロゲン / 炎症 / タイトジャンクショク蛋白 |
研究概要 |
雌ラットに脳動脈瘤を誘発し、高血圧やエストロゲン欠乏状態が脳動脈瘤形成および増大に及ぼす分子機序の解明と、薬物治療による脳動脈瘤壁の安定化の可能性、機序を検討した。酸化ストレスや炎症関連分子によって血管壁が崩壊することで脳動脈瘤形成にいたる可能性を示した(J Hypertension, 2010)。脳動脈瘤の形成・増大に炎症や酸化ストレスが強く影響することを示した(J Hypertension, 2009、Neurosurgery, 2009)。さらに脳動脈瘤抑制にはRASに加えてmineralcorticoid receptor (MR)の抑制が重要であり、かつ脳動脈瘤形成において高血圧よりエストロゲン欠乏と、体内塩分貯留が強い影響を及ぼす可能性が示唆された(Hypertension, 2009)。
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