研究課題
基盤研究(B)
脳虚血後の選択的神経細胞死を線条体に生じさせるモデルを用い、脳室内に成長因子を投与して内在性神経幹細胞からの神経再生誘導が可能か否かを検討した。その結果、2%程度まで減少した神経細胞が6週で12-15%程度にまで回復していた。神経幹細胞をBrdUにて標識して追跡したところ、これらの神経細胞は線条体特異的投射神経、介在神経細胞に分化していたまた、電気生理学的にも20週以降で成熟し、個体レベルでも運動機能の改善が有意に得られた。本研究の結果は、内在性神経幹細胞からの再生過程を成長因子にて修飾することで、電気生理学的、個体行動学的レベルで機能再建が可能であることを示唆している。
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