研究課題/領域番号 |
21390431
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
山崎 光章 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 教授 (70158145)
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研究分担者 |
成田 年 星薬科大学, 薬学部, 教授 (40318613)
畠山 登 愛知医科大学, 医学部, 教授 (70251907)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | neuropathic pain / enriched environment / neurogenesis / central nervous system / 豊かな環境 / エピジェネティクス修飾 / 神経新生 / 海馬 / セルソーティング / マイクログリア / エピジェネティクス / ヒストン / メチル化 / 神経障害性疼痛 / ファンクショナルMRI / ダイノルフィンA / オピオイド受容体 |
研究概要 |
豊かな環境飼育では、海馬において神経新生が促進され、この新生にδオピオイド神経系が関与していることが明らかとなった。豊かな環境飼育による海馬における BDNF mRNA 発現量の増加を伴った神経新生は、BDNF のプロモーター領域におけるヒストンのメチル化の変化によって一部調節されている可能性が示唆された。また、神経障害性疼痛が神経新生促進作用を抑制することが示された。豊かな環境飼育によるマウス海馬神経新生は、坐骨神経を結紮により引き起こされる神経障害性疼痛により、有意な抑制が認められた。こうしたアプローチは、慢性疼痛に対する神経新生を考慮した治療戦略の手がかりとなり、今後の臨床への応用が充分に期待できる。
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