研究課題/領域番号 |
21390484
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
森崎 浩 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (60182226)
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研究分担者 |
藍 公明 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30265847)
矢島 聡 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (10348766)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 高血糖 / 敗血症 / 腸管関連リンパ組織 / 炎症性サイトカイン / 腸管壁防御機構 / 腸内細菌 / リンパ球サブセット / Th1 / Th2 / Th17 / regulatory T cell / 腸内細菌叢 / サイトカイン |
研究概要 |
本研究は、腸内細菌が体内(血液中)に侵入することを防ぐ腸管壁防御機能を高血糖が傷害する可能性を内毒素血症モデルで検証した。短時間の高血糖持続でも腸管壁透過性は亢進し、また高血糖が長時間(24時間)持続すると腸間膜リンパ節の炎症性サイトカインIL-1β、IL-6の発現増強を来たすことを見出した。同時に免疫担当細胞リンパ球ヘルパーT2型細胞、制御性T細胞の発現が亢進した。本研究結果は、臨床でよく遭遇するレベルの高血糖が腸管壁防御機構ならびに腸管免疫機構に顕著な影響を及ぼすことを示している。
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