研究課題/領域番号 |
21390491
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
豊澤 悟 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (30243249)
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研究分担者 |
中野 貴由 大阪大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30243182)
佐伯 万騎男 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 講師 (30273692)
佐藤 淳 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 講師 (70335660)
岸野 万伸 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (60346161)
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連携研究者 |
香川 良介 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (40448147)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2009年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 分子進化 / 生体内石灰化 / リン酸化 / 酸性リン蛋白質 / カゼインキナーゼ / 生体内石化化 / DMP1 / 石灰化 / 骨形成 |
研究概要 |
酸性リン蛋白質であるdentin matrix protein 1(DMP1)の分子進化学的研究から、カゼインキナーゼ(CK)によりリン酸化されることがDMP1機能に重要であることが推測される。すなわち、CKによりリン酸化されたDMP1はマイナス荷電体となり、Ca^<2+>結合能を介して骨の石灰化に関与すると考えられる。本研究では、骨組織や骨芽細胞培養系においてDMP1のSerがリン酸化していること、さらに骨芽細胞由来のCKがDMP1のリン酸化に関与することが示唆された。次に、骨芽細胞培養系にCK阻害剤を添加してリン酸化を阻害すると石灰化が抑制された。従って、骨組織でDMP1はCKによりリン酸化されてマイナス荷電体となり、Ca^<2+>結合能を有して骨の石灰化促進に関与すると考えられた。
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