研究課題
基盤研究(B)
現在、再生医療の材料としては、胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)に注目が集まっている。しかしながら、これらの細胞を用いた再生医療においては、実用化に際して乗り越えなければならない壁が存在する。一方、「歯髄」は、脱落乳歯や歯科矯正治療における便宜抜去歯などから容易に採取可能であり、自己移植材料として有用と考えられる。我々はこれまでに、マウスの下顎切歯から採取した歯髄および歯根膜組織を用いた簡便な培養方法の確立を目指してきた。本研究では、これらの培養系をさらに発展させ、ヒト由来の歯髄細胞の培養系を確立し、これらの細胞の有用性を明らかにすることを目的として、臨床応用に向けた橋渡し研究として遂行した。その結果、ヒト歯髄から採取した細胞は高いアルカリホスファターゼ活性を有しており、in vitroにおいて強力な石灰化能を有していることを明らかにした。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (30件) (うち査読あり 27件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
J Biol Chem
巻: (in press)
J Bone Miner Res
Modern Rheumatology
Bone
J Bone Mineral Res
Adv Space Res
巻: 47 ページ: 1214-1224
巻: 26 ページ: 689-703
Am J Pathol
巻: 178 ページ: 1270-1278
Arthritis Rheum
巻: 63 ページ: 1658-1667
J Biomed Mater Res
巻: 96A ページ: 358-364
Journal of Bone and Mineral Research
巻: 26 号: 12 ページ: 2978-2990
10.1002/jbmr.490
巻: 26 号: 4 ページ: 689-703
10.1002/jbmr.268
Implant Dentistry
巻: 19 ページ: 460-167
Methods Mol Biol
巻: 690 ページ: 273-284
巻: 25 ページ: 1907-1921
Biochem. Pharmacol
巻: 80 ページ: 352-361
Periodontol 2000
巻: 54 ページ: 235-246
Implant Dent
巻: 19 ページ: 460-467
日本歯科評論
巻: 70 ページ: 9-11
巻: 45 ページ: 637-629
Crit Rev Eukaryot Gene Expr
巻: 19 ページ: 61-72
J Bone Miner Metab
巻: 27 ページ: 24-35
10025336084
J Dent Res
巻: 9 ページ: 609-614
巻: 45 ページ: 980-986
巻: 24 ページ: 1194-205
J Dent Res 88
ページ: 609-614
THE BONE 23
ページ: 303-309
細胞 41
ページ: 312-315
http://www.mdu.ac.jp/laboratory/research_contents/649/000647.html