研究課題/領域番号 |
21390586
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
守田 美奈子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50288065)
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研究分担者 |
吉田 みつ子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (80308288)
奥原 秀盛 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (60288066)
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連携研究者 |
福井 里美 首都大学東京, 健康福祉学部, 准教授 (20436885)
田中 孝美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (60336716)
新藤 悦子 慶応大学, 看護学部, 准教授 (20310245)
樋口 佳栄 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (00460098)
安達 裕子 日本赤十字学園, 学事課長 (70248970)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 緩和ケア / がん / 実践知 / 援助方法 / 事例研究 / 援助方法論 / 事例分析 / 看護 / 看護援助 / ケアリング |
研究概要 |
本研究の目的は、緩和ケアにおける看護師の実践能力向上に向けて、実践知という視点から看護師の経験を分析し援助方法論のモデル開発を行うことである。ベナーの臨床知に関する研究方法(1999/2005)を参考に、緩和ケア経験を3年以上もつ看護師20名を対象にインタビューを行った。30のエピソードについて看護師の判断と行為の特徴を分析し再構成したエピソードにテーマをつけた。各エピソードの特性に沿って分類し【苦痛の判断と対処】【セデーションを巡る葛藤】【患者の尊厳を守るための排泄援助】【患者の意志を支えるケア】【チームで繋がれる緩和ケア】【患者の苦悩へのケア】【見取りの実践】【家族ケアの難しさ】【在宅ケアを支えることへの気づき】の9つの大テーマとして整理した。30のエピソードを大テーマ毎に整理し事例集を作成した。それをもとに、自責や悔いを伴う過去の実践経験と看護への志向性との関係、患者の理解の仕方、実践的判断と倫理的判断、チーム医療における実践知の視点から援助方法論について考察し、援助方法論のモデルとして構造化した。
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