研究課題/領域番号 |
21401005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
奥野 充 福岡大学, 理学部, 教授 (50309887)
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研究分担者 |
田口 幸洋 福岡大学, 理学部, 教授 (00108771)
小林 哲夫 鹿児島大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (70112430)
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連携研究者 |
守屋 以智雄 金沢大学, 文学部, 名誉教授 (50052494)
中村 俊夫 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 教授 (10135387)
高島 勲 秋田大学, 工学資源学部, 名誉教授 (50163192)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | イロシン / カルデラ / 年代測定 / 地熱変質 / 噴火史 / ボーリング掘削 / テフロクロノロジー / 火砕流 |
研究概要 |
イロシンカルデラはルソン島南端にあり,ブルサン火山はその後カルデラ火山である.この研究は,同国のPHIVOLCSと共同で,イロシン火砕流噴火とその後の火山活動史の解明を試みた.イロシン火砕流は2つにユニット区分され,プリニー式の降下軽石とco-ignimbrite ashもある.この噴火直前に溶岩ドームと火山灰層が形成された.これらにはカミングトン閃石が含まれる.カルデラ内のコア試料には流紋岩質.安山岩質火山灰が挟在し, 1枚はイロシン火砕流に類似する.ブルサン火山は,最近でも水蒸気噴火を起こし,火山灰に石膏が含まれる.周辺温泉のほとんどは,表層水が加熱された蒸気加熱型である.
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