研究課題/領域番号 |
21401041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
松岡 正子 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (70410561)
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研究分担者 |
謝 茘 法政大学, 社会学部, 准教授 (90318600)
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研究協力者 |
袁 暁文 四川省民族研究所, 所長
李 錦 四川省民族研究所, 副所長
耿 静 四川省民族研究所, 所員
蔡 清 茂県羌族博物館, 館長
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 中国式復興モデル / 対口支援 / トップダウン方式 / 民族観光 / 村の移住 / 羌文化 / 自然との共生 / 民族言語の消滅 / チャン文化の復興 / 政府主導型と村民参加型 / 農村から観光村へ / 復興格差 / 東北大震災後の地方文化-鎮魂の神楽 / 中国式災害復興モデル / 農村から民族観光村 / チャン族 / 民族回復 / 民族区域自治 / 観光開発 / 資源化と統一化 / 黒色観光 / 民族地区の漢族 |
研究概要 |
本研究では、2008年の.川大地震で被災したチャン族を対象として、復旧復興の現状と問題点を国家とチャン族の視点から分析し、民族文化創出のメカニズムについて考察した。被災地は、政府主導の「中国式復興モデル」によって急速に復旧し、街は近代化され、一部の農村は民族観光村に一変した。しかしそれらは外部者の政府側が主導し、住民は参画しなかったため、従来の自然と共生したチャン文化とは異なる文化が創出された。
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