研究課題/領域番号 |
21402030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 愛知大学 (2011) 島根県立大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
唐 燕霞 愛知大学, 現代中国学部, 准教授 (80326404)
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連携研究者 |
李 暁東 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (10405475)
江口 伸吾 島根県立大学, 総合政策学部, 准教授 (20326408)
南 裕子 一橋大学, 経済学研究科, 准教授 (40377057)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 社区建設 / 自治 / 国家と社会 / 第三領域 / 社区居民委員会 / 社会学 / 政治学 |
研究概要 |
本研究は中国の都市部の社区(コミュニティ)に焦点を当て、「第三領域」の視点から社区居民委員会の役割を分析し、基層社会の支配構造の変容を明らかにした。政府主導の「社区建設」の推進によって、政府による管理的機能が基層社会に浸透し、社区居民委員会が「政府の足」になってしまう問題点を抱える一方、社区居民委員会の主導の下で、住民による秩序と環境を維持する自助努力も見られるようになった。つまり、中国都市部の基層社会において、国家と社会の協働によって中国的公共性が形成されつつあると言えよう。
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