研究課題/領域番号 |
21404014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
青井 哲人 明治大学, 理工学部, 准教授 (20278857)
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連携研究者 |
角南 聡一郎 元興寺文化財研究所, 研究部, 主任研究員 (50321948)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 建築史 / 建築史・意匠 / 台湾 / 日本植民地 / 揚床 / 起居様式 / 椅子座・床座 / 台湾原住民 / 石垣島(八重山) / 澎湖群島・馬祖群島 / 花蓮縣 / ハッカ(客家) / ヴェトナム / 澎湖群島 / 中国福建省南部 |
研究概要 |
本研究は、台湾漢人家屋の寝室に広く観察される〈総舗〉等と呼ばれる揚床状の設備について、(A)分布・類型、(B)起源と形成過程、(C)定着と変容の過程について、植民地期における在来住居・住様式の「日本化」という観点から、主として臨地調査(実測・インタビュー)を通して解明した。日本の植民地支配は、衛生・経済政策による家族人員増加、日本家屋およびその室内意匠の文化的規範としての機能、材料流通の再編と技術移植などの回路を通して、台湾漢人の寝室・就寝様式に深く及ぶものであったことが明らかになった。
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