研究課題/領域番号 |
21405033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
畜産学・草地学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石川 尚人 筑波大学, 生命環境系, 助教 (20202963)
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研究分担者 |
後藤 正和 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (20144230)
永西 修 独法・農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産草地研究所, チーム長 (20355069)
川村 健介 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 准教授 (90523746)
志水 勝好 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 講師 (40261771)
甘利 雅拡 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 独畜産草地研究所, 主任研究員 (10414723)
近藤 誠 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 助教 (05432175)
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連携研究者 |
甘利 雅拡 独法・農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産草地研究所, 主任研究員 (10414723)
志水 勝好 筑波大学, 生命環境系, 講師 (40261771)
近藤 誠 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 助教 (05432175)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2011年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2010年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2009年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 草原退行 / 内蒙古 / リモートセンシング / 草量 / 草・土壌成分 / 過放牧 / 砂漠化 / 飼料成分 / 草原退化 |
研究概要 |
内蒙古全域を6ゾーン・5タイプ草原に分類し、それぞれの地域と草原タイプの草生産量や植生の20年間の変化を明らかにした。草原面積はMeadow steppe、 Typical steppeおよびSteppe desertで減少し、草の生産力は全ての草原タイプで低下した。草の生産力の減少率はTypical steppeとSteppe desertで大きく、ゾーン3および4で大きかった。一方、飼養家畜頭数の顕著な増加はMeadow steppeおよびTypical steppeのみであった。草生産力は草原タイプおよびゾーンにより異なっており、ゾーン間の生産量の差は土壌中の総窒素およびリン濃度が関係する可能性が示された。一方、本研究においては、各タイプの草原における退化の程度と家畜頭数の増加率との間には直接的には相関が認められなかった。草原退化の他の要因として気温と降雨量の変化の相互作用が考えられたが、降雨量については各地域に気象観測所がないため課題として残った。
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