研究課題/領域番号 |
21406004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
小松 かつ子 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 教授 (50225570)
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研究分担者 |
田中 謙 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 准教授 (60418689)
東田 千尋 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 准教授 (10272931)
柴原 直利 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 教授 (10272907)
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連携研究者 |
朱 シュウ 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 助教 (20377360)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 薬用植物 / 分子系統学 / 品質評価 / 認知症 / 生活習慣病 / 刺五加 / 中国 / 芍薬 / 国際研究者交流 |
研究概要 |
刺五加の成分eleuteroside Bは、in vitroで神経突起萎縮抑制作用、in vivoで物体認知障害改善作用を示した。この成分は五加皮にも同程度認められたことから、ともに認知症への応用が期待できる。石菖蒲では、β-asarone含量が低いAcorus gramineusのgenotypeを見出した。中国産白芍と日本産芍薬はPaeonia lactifloraの南方系統、中国産赤芍は同種の北方系統に由来することを遺伝的・成分的に明らかにし、また、両分類群に属し薬用にも使用可能な園芸品種を数種類見出した。以上、安全で有効な生薬資源の確保に繋がる知見を得た。
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