研究課題
基盤研究(B)
三日熱マラリア原虫の生殖母体に発現する抗原(Pvs230)に対する特異抗体が、蚊によるマラリアの伝搬を阻止する活性を有するか否かの検定を、流行地であるタイ王国の調査地において実施した。患者から採血したマラリア原虫を含む血液に組換えタンパク質を抗原として作成したウサギ抗Pvs230抗体を混合し、人工吸血器を用いてマラリア媒介蚊に吸血させた。吸血蚊を約20日後に解剖して中腸に寄生するマラリア原虫数を計測した結果、Pvs230を標的とする抗体が有効な伝搬阻止活性を有することが明らかになった。
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Vaccine
巻: 30(10) ページ: 1807-1812
巻: 30 号: 10 ページ: 1807-1812
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http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/parasitology/