研究課題/領域番号 |
21406023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
熊谷 敦史 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (40448494)
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研究分担者 |
メイルマノフ セリック 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 准教授 (20423642)
大津留 晶 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00233198)
高村 昇 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30295068)
柴田 義貞 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (40010954)
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連携研究者 |
山下 俊一 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30200679)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 社会医学 / 環境 / 放射線、X線、粒子線 / 国際地域保健 / 国際研究者交流 / 放射線健康 / 甲状腺癌 |
研究概要 |
現地で得られたセミパラチンスク周辺地域での検診結果情報をもとに、検診結果と精密検査・治療の現状把握を行った。平成22年には、甲状腺結節が認められた場合に治療にあたるセメイ州立がんセンターから病理医を招へいし、同時に同センターで切除された甲状腺腫瘍標本を用いて、病理組織解析、53BP1蛋白の発現解析を行った。平成23年には、セメイ州立がんセンターから病理医、診断センターからデータベース担当者を招へいし、標本追加して病理解析による放射線発がん影響の解析を進め、甲状腺精密検査結果データと、疫学センターからのカザフスタン全土の癌疫学データを合わせ旧セミパラチンスク核実験場周辺地域の発がん傾向分析をまとめる予定であった。しかしながら、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に引き続く東京電力福島第1原子力発電所事故のため、研究代表者ならびにメイルマノフ・セリックをのぞく研究分担者は全て被ばく医療専門家として福島県に繰り返し派遣され支援にあたってきたため、研究期間内に予定された研究完遂が困難となった。
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