研究課題/領域番号 |
21500083
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
中里 秀則 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30329156)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ネットワークプロトコル / ピア・ツー・ピア / グリッド / データ転送 / ネットワークコンピューティング / 情報ネットワーク / ネットワーク・LAN / ネットワークコンピューティンゲ |
研究概要 |
本研究では、遠隔地のパーソナルコンピュータ(PC)をネットワーク接続することによって構成したピア・ツー・ピア(P2P)ネットワークによって、大量の計算処理を高速で行うグリッドコンピュ.ティング(P2Pグリッド)分散処理環境において、大容量データの転送が必要なグリッドアプリケーションのための、データ転送技術について検討を行った。複数のTCPセッションを同一のノード間に設定し、それらセッション間の連携を取ることによって、より効率的に大容量データを転送する方法を提案した。またBitTorrentのような並列転送を活用することによって高速化を図る方法についても検討を行った。さらに、ボトルネックとなる通信リンクを有効に活用する方法として、データの符号化を活用することによって、効率を上げる方法についても検討を加えた。 本研究の成果により、これら大容量データの転送が必要な処理に対してもP2Pグリッドによるグリッドコンピューティングを適用する上で必要となる高速データ転送を可能にした。
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