研究課題/領域番号 |
21500307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
香山 雪彦 福島県立医科大学, 医学部, 名誉教授 (30035224)
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研究分担者 |
高橋 和巳 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90325952)
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連携研究者 |
小山 純正 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (80183812)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 睡眠・覚醒 / 単一ニューロン活動 / 視床下部 / 電気刺激 / 無麻酔 / 睡眠 / 覚醒 / ラット / ニューロン / ユニット記録 |
研究概要 |
無麻酔のラットを用い、睡眠の中枢とされる視索前野を電気刺激した際の覚醒系ニューロン群の活動及び睡眠・覚醒状態の変化を解析した。視索前野腹外側部の刺激によって脳波に大振幅徐波と筋電図活動の持続的抑制が見られた。視床下部後部のニューロン活動は、視索前野刺激により抑制されたが刺激による脳波の徐派化とは必ずしも相関しておらず、逆に興奮するものも存在した。脳幹の覚醒ニューロンでも興奮、抑制の両方が見られた。これらの結果は、視索前野の睡眠系及び覚醒系ニューロンが刺激され脳波の徐派化を伴った覚醒系の賦活という解離状態が現れたものと考えられる。
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