研究課題/領域番号 |
21500328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
神野 尚三 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (10325524)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 神経回路網 / 構造的可塑性 / ステレオロジー / うつ病 / ミクログリア / アストロサイト / ニューロン・グリア連関 / 海馬 / 舌下神経 / ミノサイクリン / グルタミン酸 / 神経変性 / 加齢 / 認知症 / 神経新生 / グリア / 神経可塑性 / 背側・腹側 |
研究概要 |
神経回路網を構成するニューロン・グリア群の構造的可塑性に関する神経科学的研究を進め、以下の成果を得た。(1)海馬神経新生は、うつ病への関与が推定される腹側海馬の方が背側海馬よりも加齢により有意に減少することを発見した。(2)海馬アストロサイトの空間分布密度は、認知への関与が示唆される背側アンモン角の網状分子層で加齢により有意に増加することを明らかにした。(3)軸索切断モデルを用いてニューロン・グリア連関に関する研究を行い、ミクログリアではなくアストロサイトが神経細胞保護に関わっている可能性を見出した。
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