研究課題
基盤研究(C)
今回神経伝達物質グルタミン酸のプレシナプスからの放出を模倣する"ケイジドグルタミン酸の2光子励起分解法"を生体マウスに応用する方法を開発した。成体マウス大脳皮質2/3層錐体細胞において機能的なAMPA型グルタミン酸受容体の分布は樹状突起スパインの体積に比例することを初めて見出した。次に大脳皮質5/6層錐体細胞の樹状突起スパインに頻回にグルタミン酸を投与することにより、樹状突起スパインの体積の1時間以上にわたる減少、すなわちスパイン体積の長期的可塑性を誘導することに成功した。
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